ドラフトに挑戦! 3種族ドラフト@札幌遊戯交流会

 

 

 

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初めましてD使いです。

今回は自分が主催の札幌遊戯交流会(@sapporo_yugi )の中で行うキューブドラフトについての解説記事となります。

なお初めてやる人に向けての記事ですので経験者の方にとっては当たり前のことが多いかもしれません。

1 キューブドラフトとは

みなさんがドラフトと聞いて思い浮かべるのは大半が野球のドラフト会議だと思います。

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ここでいうドラフトとは、あらかじめ作成されたプール(運営アカウントのツイート参照)からカードをピックしていきデッキを即興で完成させる遊び方のことです。

 

今回はメイン240枚エクストラ60枚の4人用プールなので、1人当たりメイン60枚エクストラ15枚が配布されそこからデッキを組みます。メインデッキは40枚をこえていれば何枚でもオッケーです👌

 

ピックの手順としては

準備 15枚の束✖︎4個➕エクストラの15枚の束1個を手元に用意

1.1個束をとり、中身を見て好きなカードを一枚取る。

2.一枚とったら左隣の人に束を回す。

3.この手順を束がなくなるまで15回繰り返す。 自分が選んだ15枚のカードが手元に。

4.次の束を取って同じように15枚目とりきるまで回す。

束が変わった際は回す方向も変える。(1束目左隣に、2束目右隣に、3束目左隣に、、、)

5.これをエクストラの束がなくなるまで繰り返す。

6.手元に15✖︎4➕エクストラ15枚がある状態に。

7.その中からデッキを組んで対戦!

 

以上がドラフトの主な流れになります。

 

2 今回のプールについて

今回はメインがオーソドックスな3種族のみ(戦士、魔法使い、機械)で構成されています。

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基本的な戦術としては大型モンスターを一体成立させて2、3伏せで相手を妨害しながらライフを取っていく、というのが主流です。

枚数は初めてプレイする人でもわかりやすいように、メイン全て各3枚、エクストラ全て各2枚の構成となってます。

 

3 各テーマ解説

主なテーマは

HERO、魔導書、SR、オルフェゴール、クラウンブレード、ライトロード  です

 

それでは各テーマの説明、相性のいいカード、テーマの紹介に移ります。

 

HERO

代表的なカード

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戦士テーマ。

エアーマンで戦線を維持しつつ、ソリッドマンでのエクシーズやウィッチレイドによる罠一層から攻め込むのが基本。蘇生札によるエアーマンやシャドーミストの使い回しも強いです。

 

魔導書

代表的なカード

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魔法使いテーマ。

ルドラやラメイソンによるアドバンテージ獲得能力に長けたテーマ。ヒュグロによる下級ビートも可能なため色々なデッキに混ぜることが可能。

 

SR

代表的なカード

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機械テーマ。

シンクロを軸にしたテーマ。ベイゴマックスの汎用性がとても高く数枚での出張も可能。いかにベイゴマックスにアクセスできるかが鍵。スピードリバースはなかなかのパワーカードなためこれがあればベイゴマックスなしでもテーマとしての強みは大きいです。

 

オルフェゴール

代表的なカード

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機械テーマ。

ガラテアからプライムをセットすることでバテルルドラと同様のアドバンテージを得ることができます。闇属性機械なので終末の騎士やデスペラードとも相性がいいです。。墓地に落ちた時に真価を発揮するのでライトロードとも相性抜群。

 

クラウンブレード

代表的なカード

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HCとemの混合テーマ。

トリッククラウンの蘇生時に発生するバーンに反応してサウザンドブレードが蘇生するコンボを軸に4エクシーズやリンク召喚をしていくデッキです。全盛期に比べるとラヴァルヴァルチェインがエクストラゾーンを圧迫してしますので展開前の準備は必要になりました。

HCが増援対応でemも星4で展開力があるためHEROとの相性が良いです。

 

ライトロード

代表的なカード

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戦士と魔法使いの混合テーマ。

ソーラーエクスチェンジや光の援軍によるデッキ圧縮からのルミナス連鎖やカオスモンスターでゴリ押しが強みです。シンクロエクシーズ共にできるためエクストラのピックが難しいです。

 

このような様々なテーマを掛け合わせてオリジナルのデッキを作るのがドラフトの醍醐味です。

 

4 ピック優先度ランキング

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運営で話し合った結果ピックの優先度が高かったのはこの辺りのカードでした。(15枚の束の中にあったときに1、2番目にピックする確率が高いカード)

 

それぞれのカードの説明に移ります

モンスター編

《カオスソルジャー ー開闢の使者ー》

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カオスの代名詞として一時代を築き上げたカード。カオス特有の簡単な召喚条件なくわえ3000もの攻撃力と2つの強力な効果で簡単にアドバンテージを稼げます。

属性が一致すればデッキに組み込むことができるのでほぼ全てのデッキタイプでの採用が可能。その万能さから1枚目のピックで取れた場合デッキの方針が決まることも。

あとイラストが震えるほどかっこいいので使ってて楽しいです笑

 

E・HERO エアーマン

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各テーマにサーチャーが出ると〇〇のエアーマンと言われるほど遊戯王に大きな影響を与えた1枚。星打点属性効果どれを取っても優秀です。同名をサーチすることも可能なのでひたすらエアーマンを召喚し続けて罠でアドバンテージの差を広げていくという戦法も可能。汎用性は高いが召喚権は消費してしまうので何のデッキでも入るというわけではないです。

蘇生札でも効果が使えるため相性〇。ただしチェーン2以降で出した場合タイミングを逃すので注意です。

 

《魔導書士 バテル》

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魔導の核となるモンスターです。ルドラの魔導書をサーチして撃つだけで手札が一枚増えます。グリモで相互サーチが可能なためどちらかが一枚でも問題なく循環するのが魔導の強みです。

こちらも召喚権を必要とするので何のデッキにでも入るというわけではないが魔導書が魔法使い全般のサポートなため少ない枚数での混ぜ物は可能です。

 

《SR ベイゴマックス》

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SRの軸となるモンスター。ゆるい召喚条件と強力なサーチ効果を持っていて、一枚から3エクシーズや4〜7シンクロを召喚可能です。蘇生札による特殊召喚でも効果がでるため専用魔法のスピードリバースなどで使いまわす動きが強力。上記のように一度アクセスに成功すると使いまわしてアドバンテージを稼げるため1枚取るだけでもデッキタイプとして成立します。

アクセスの楽さと軸としての組みやすさから個人的には全カードの中で優先度は1番です。

 

《マスマティシャン》

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なんでも落とせるおじいちゃん。戦闘破壊されると1ドローできるので展開の準備役としては屈指の強さを誇ります。オルフェゴールやクラウンブレード、シャドーミスト、ベイゴマックスなど落とす択は非常に豊富でほぼどのデッキでも採用できます。

一枚でゲームを決めるカードではなくあくまでもデッキの安定剤としての役割が大きいため上記のモンスターよりは優先度低めだと思います。

 

魔法罠編

《死者蘇生》

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遊戯王を代表する魔法カード。魔法カードで速効性がある上に相手の墓地からも蘇生することができるため非常に強力な一枚。一切の縛りもなくモンスターさえあれば使えるのでピックしたら採用率はほぼ100パーセントといってもおかしくないほどのカードです。ドラフトではトップからこれを引くだけで逆転も可能。

 

《貪欲な壺》

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リソースを回復しながら2枚ドローできる強力なドローソースです。ドラフトにおいては核となるモンスターでも三枚詰める保証はなく一度破壊されたら使い回しが難しいこともあるためそれを戻しつつカードを引けるのは非常に強力です。しかし発動条件にモンスターが5枚必要なため入るデッキは選びます。連続シンクロをするSRや墓地肥やしを基本とするライトロードとは相性〇。

 

《テーマ専用魔法》

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テーマでの縛りがあるため効果はとても強力です。そのテーマのモンスターをピックできた場合優先的に取っていって良いカードと言えます。ドローソースが多いので一枚取るだけでもデッキの回転率が大きく変わる。スピードリバースは9期ならではの墓地効果もある魔法なので一枚で大きくアドバンテージの差をつけることが可能です。

 

《激流葬》

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1:多交換を1番成功させやすいカードです。ドラフトにおいてモンスターの召喚は相手のライフを取るためには必須の行為なのでどうしてもこのカードから逃れることはできません。自分が枚数を多く取れば取るほど打たれる確率が低くなるため、こちらは強気に攻めれるというのはドラフトならではの駆け引き(ミラーフォースなども同じような例としてあげられる)です。自分のモンスターも破壊してしまうため大量展開するようなデッキでは打ちにくい場面が多く、ピックしたからといって必ず採用されるわけでないですが取ること自体に意味があるので優先度は高いです。

 

《神の宣告》

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万能カウンター罠。モンスター効果以外ならなんでも無効にできるため非常に強力で、これを伏せてあると強気な攻めもできるため攻めも守りもこなせる万能カードです。ライフコストは半分と大きいため使うタイミングの見極めは必要だが逆に言えばライフがある限りは打てるので状況を選ばずにうてるカードです。

 

このほかにもドラフトでは1:1交換が基本かつ無難に強いため除去や無効効果をもった罠は比較的優先度が高いと言えます。

5 ドラフトのコツ

これは個人の意見ですので、そんなのもあるんだぐらいで適当に見てくれると助かります。

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・ピック順

軸となるモンスター→汎用罠→その他

ファーストピックで軸となるモンスターが取れた場合の無難なピック方法です。

自分が取った分全体の枚数が減っているので他の人がそのテーマを狙いに行かないことや最初から方針を決めれることもありピックのコンセプトが決めやすい。ただし他の人のファーストピックも見えないので同じ考えでかぶる可能性あります。

 

汎用的なカード→余ってそうなテーマ

最初にテーマの軸となるカードが見えなかった時の無難なピック方法です。

汎用から取って行って、2周目あたりから不人気なテーマが見えてくるのでそれも少しずつ集めていく。汎用が枚数とれるとどの方向にいってもある程度安定したデッキはできるためデッキが成立しないということはないと思います。

 

軸ではないテーマのカード→テーマのカード→汎用

 

〇〇は1枚ぐらいはとれるだろうからそのテーマのカードから事前に集めようというピック方法です。博打的な要素が強いので決め打ちと呼ぶこともあります。

例としては、ベイゴマは見えてないけどタケトンボーグや赤目のダイスから取っていくというもので、決まった際にフルパワーに近い完成度のデッキができるためリスクは高いがリターンも大きいです。ライトロードはソーラーエクスチェンジ連打からのカオスで押し込みという強力な勝ちパターンがあるので狙うことが多いです。

 

6まとめ

以上でドラフトについての解説記事は終了です。ここまで読んでくれた方々ありがとうございました。

今回の記事を読んでドラフトやったことないけどやってみようかなと思ってもらえると幸いです!交流会当日は基本的に人数が集まればいつでもできるのでやりたい方は是非スタッフに一言お願いします!1人でもやりたい方がいればスタッフが周りから希望者を募って開催しようと思います。

それでは会場で皆様の参加をお待ちしてます🙏

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